遺伝が原因で抜け毛になってしまう
今回は抜け毛の遺伝について説明します。
AGA(男性型脱毛症)は、両親または祖父母がハゲだった場合遺伝しやすい趣向があります。
5αリダクターゼが関係している
5αリダクターゼという酵素があります。これは皮脂の中に存在する酵素なのですが、生まれつきこれが多いと抜け毛になりやすくなります。
5αリダクターゼは男性ホルモンのテストステロンと結びついてDHT(ジヒドロテストステロン)を生成してしまい、このDHTこそが抜け毛を促進させてしまう原因なのです。
このDHTは通常の男性ホルモンの約5倍の脱毛要素があります。
このDHTは髪の成長を司る毛母細胞の機能を低下させます。さらには皮脂腺を刺激し、皮脂の過剰分泌をさせてくる厄介な奴です。
皮脂の分泌過多について知りたい方はコチラで勉強してください。
5αリダクターゼが多い両親の間に生まれた場合はその子供も5αリダクターゼが多くなる場合が多いです。
遺伝だからといって諦めてはいけない!!
抜け毛は遺伝だからといって諦めてはいけないですよ!!
よくありがちなのが「遺伝だから」といって諦めてしまうパターンです。
その一言で片付けてしまい、しっかりとした対策をせずに髪の毛をほったらかしにしてしまう人です。
遺伝は確かに抜け毛の一つの要因ですが、遺伝が原因で抜け毛になる人は全体の25%程度です。
抜け毛は複合的な原因から発生するので、日ごろのヘアケアや生活環境の改善が抜け毛を防ぐかも知れません。
育毛剤で抜け毛は治せる!!
先ほどは遺伝で抜け毛になる理由に、DHTの説明をしました。
このDHTは髪の毛の成長を司る毛母細胞の機能を低下させてしまうのです。
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もしも遺伝が気になった場合は育毛剤も検討してみて下さい。
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